元闇SIerからみたFriendly

タツから抜け出せない呪いがかかってる@Uemmra3です。

この記事はFriendly Advent Calendar 2014 - Qiitaの11日目の記事です。昨日はじんぐるさんからのFriendlyエバンジェリストはミニスカサンタ - xin9le.netでした。
Facebookでじんぐるさんからのフライデー写真が流れてくるのはわりとよくある事なのですが、@okazukiさんの投下したミニスカサンタの姿を見て、えもいわれぬ気持ちになりました。サンタからのプレゼントは届いたのでしょうか?


さて石川さんとFriendlyに最初に出会ったのは、たぶんDevLove関西に行ってみた - Uemmra3のフルスタックエンジニア?日記に書いてるDevLove関西のイベントの時でした。懇親会の時にLTの場があり、私もサムイLTをしたのですが、石川さんもFriendlyについてのLTをされてました。

(思えば福本さんや前川さんと出会ったのもこれが最初だったし、DevLove関西はアツいイベントでした。)

私自身はその後、個人的にSIer(システムインテグレータ)を退職するまで、色々なコミュニティ活動に参加していく上で石川さんと出会う事が多かったです。
今は全く違う業界にいるので、Friendlyを実際のシステム開発現場に適用するまでは至ってません。なので実践的なノウハウは書けませんが、どういう時にFriendlyを使いたかったかを、つらつら書いておきます。

その1.WindowsPhoneを使ったリアルタイムシステムPJ
このPJの見積もり時にリーダーをしていました。PJを受注した時に私は抜けていて、プログラミング経験の少ないメンバーNくんがメイン開発者になりました。開発当初から不安はあったのですがやはりコケてしまい、結合テストでは寄せ集めのメンバーが寄ってたかってテストしました。私も次のPJを止めてテストに参加しました。テスターの人は対象システムについての理解はないまま、テストケースをこなして…というかテストケースを作りつつテストしていました。私も含めてWindowsPhone開発の経験はほぼなく、不安定なシステムを不安定なままテストせざるを得なかった、辛い経験でした。画面遷移を含んだ時間のかかるテストを、システムの修正が入るたびに幾度も繰り返していたのです。
この開発が終わってNくんは退職しました。彼をメイン開発者に据えて最後まで完成させたのは、エンジニアとして成長してほしいためでしたが、それは叶わなかったのです。
Friendlyは銀の弾丸ではないでしょうが、こうした炎上状態の統合テストにはぜひ欲しいと思いました。二階から目薬ということわざがありますが、目的に合わない方法はビジネスにそぐわないです。そうすると、二階からさしていた目薬を直接させるくらいテストを効率化するFriendlyは今後のWindows開発における必須ツールになって行くのではないでしょうか?